株式会社ごきげんコーポレーション

地方創生を言葉だけでなく実用的に進める方法

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地方創生を言葉だけでなく実用的に進める方法

地方創生を言葉だけでなく実用的に進める方法

2025/02/14

先日、夏に当社で企画制作するイベントの会場下見のため、九州歴史資料館に行ってきた。

最寄り駅は西鉄の三国が丘駅。福岡市中心部の天神や薬院から30分も掛からないところ。

東京で言えば、新宿から亀戸が約30分だったので、「電車ですぐ」というところ。

初めて降りた駅だったので、いろいろと観察しながら歩いていたが、一言で言うと「もったいない」。

天神で仕事をするのに電車で30分で行けるのだから、ベッドタウンとしてすごく住宅街が広がっているかと思いきや、意外と閑散としている。

福岡の方は車を持ってる方が多いが、車ですぐのところにイオンもコストコもある。

この小郡市のような、福岡市から30分圏内のところが徹底的にベッドタウンとして栄えると、1時間圏内の朝倉にも足を運びやすくなるだろう。福岡市にもっともっと人口流入が起こっても、受け皿である近隣のベッドタウンは空いているということ。

こんなシンプルな話ではないと現職議員のおじいさんたちには言われてしまうかもしれないが、実はやるべきことはとてもシンプルだ。

 

 

弊社では以前から、東京一極集中解消のために福岡市にどんどん人口流入を増やし、福岡市から近隣への人口流入を進める、という方向性を志向している。現在、東京都以外で、つまり国全体の方針ではなく都市の魅力によって人口が増え続けている唯一の都市が福岡市。福岡では「増えすぎやろ」「放っておいてもずっと増えるやろ」という声も聞こえてくるが、そろそろ九州全域を考えて、福岡市をゲートタウンとする人流を計画的に考える時期が来てると思う。早く手を付けないと、福岡の郊外や九州の他県が持たない。放っておくと、「ミニ福岡市」を作ろうとして交付金を無駄に使ってしまう愚策に陥ることも容易に想像される。

 

弊社で考える地域活性化は、イベントや施策を通じてピンポイントに地域に人を呼び込んでみたり、キャッチーなキャンペーンに費用を掛けて旅行者を呼び込むことを考えていない。上記のようなエリア全体でのグランドデザインありきで戦略を立てて実行していくべきだと考えている。もちろんこれは本来は、国や福岡県、福岡市がやるべき仕事だと思うが、30年以上に渡って、(人口だけでなく)何もかも東京一極集中を続けてきた結果、地方の人材は東京圏とは段違いであることは否めないし、国は本音では地方を活性化しようとは思っていないだろうことは薄々気付いている。そんな状況で、民間の力で、ビジネスとして支援(と言うか下支え)しつつ、自治体を牽引するぐらいの勢いで進めないと解決できない気がしている。

 

 

(私自身が生まれてからずっとそうだったのだけれど)毎日、満員電車に乗ることを当たり前だと思い込まされてしまった(異常と正常の認識がバグってる)東京民には、全く関係のない地方創生・地域活性化だが、福岡市はアジアを中心に海外の方にも非常に愛されている街だ。本当に「いい人」が多い。東京にいるような大富豪や大企業の経営者や芸能人や政治家はいないが、住みやすくて、いい人が多い。それに気付いて移住する方も増えている。私もその一人だし、海外の方も移住してきている(中国ではなく韓国・香港・台湾・ヨーロッパの方が多い)。福岡市でモデルケースを早く作って他エリアへ横展開を図り、地道に足元から地方都市を活性化していくことで、様々な色を持つ地域が活性化し、日本全体も鮮やかに盛り上がる夢を抱いている。

 

何もかも東京が頂点。この発想を終わらせたい。

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福岡で地域創生の地方移住推進

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