2022年 なんとなく年初方針

今年もよろしくお願いいたします。

年初に思うこと

1年の年頭に「今年1年をどう過ごすか」を考える習慣は昔からあることですが、1年という時間は30年前と10年前と今とでは、全く価値が変わりました。1年間というのは私にとっては、かなり中長期的な時間の区切りです。つまり1年前は昔の話です。感覚的なことですが、情報量が多すぎて、社会が進化しすぎて、「1年間」と言う言葉が表す内容が変わってきた感じです。逆に、1日という時間の区切りは生活する上で体内時計に組み込まれているだけであって、単に日付が1日変わっただけに過ぎない、程度の話です。お正月でも誕生日でも「あ、日付が変わったね」ってだけの話です。

で、そんな私の2021年ですが、合同会社ごきげんコーポレーションにドライブを掛ける、アクセルを踏む、そういうタイミングが来なかった1年でした。起業当初から、正確に言うと前職時代からのご縁で保育事業のコンサルやマーケティング活動のコンサルはちょこちょことお手伝いさせていただきましたが、自社事業である「地方移住推進」については、まだタイミングが来てない、風が吹いてない、という事態を静観しています。もちろん、その間にも事業の計画について何度も見直しやブラッシュアップをしています。いくつかのコンテストに応募して、いろいろなご意見をいただき、参考にさせてもらっています。アクセルを踏むタイミングは、ある日突然に来るものだと思ってるので、事業資金の準備なども水面下では続けています。

VR元年

これはようやく世の中的に動き始めるのかなと思います。昨年1年間、じっくり自分自身も現場レベルで関わりつつ、消費者の声を観察しつつ、事業としての俯瞰もしつつ、いろいろと見えてきたのが2021年。おそらくは今年2022年がVR元年になることと思います。大手企業を含めて、アクセルを踏み始める会社が出てくることでしょう。つまり、多くの方が日々の生活においてVRに触れ、メタバースの世界を体感することが始まるようです。ポイントは、何もかもが満ち溢れて、「無くても死なない」ものしか登場しない成熟した時代に、新しく登場して市場を生み出すサービスは「あるとスゴく便利」から始まり、気付くと「無いと不便」になっていく消費者マインドの変化です。現時点では「VRが無いと不便だよね」とは誰も思ってないです。「VRがあるとスゴく便利」と思ってる人が1万人に1人ぐらいでしょうか。これが100人に1人になったら、 「VRが無いと不便だよね」 が増え始めます。
これがどうやったら変化していくのか、そうなるには何をすべきなのかは当社のすることではないのですが、なる可能性は非常に高いと感じているし、なってほしいとも思っているので、当社としてはその流れを活用したビジネスを始めるつもりで準備しています。地方移住推進ともリンクしていけると思うので、少額の資金からビジネスをスタートする予定です。

投資ブレイク

もう一つ、昨年に準備を続けていたのが、これは法人として取り組むかはまだ未定ですが、個人では取り組むつもりなのが、投資です。日本人がお金に関する知識・教育を避けてきた時代からすると、本当に大きな変化だなと思っています。積立NISAやiDECOがようやく一般的に聞かれるようになってきましたが、その間にも情報商材的な(詐欺に近い)投資周辺ビジネスがドンドン成長していってます。株式やFX専業トレーダーもドンドン生まれています。今年は仮想通貨やNFTの話題がニュースになる機会も更に増えて、投資全般に対するハードルは一気に下がる年になりそうです。資産運用の選択肢の一つとして(信託を含めた)株式投資やFXは大きくブレイクする1年になりそうです。ギャンブルと投資の違いがわからないまま参加する人がドッと増え、ギャンブルで身を滅ぼす人も増える一方で、効率的な資産運用の手段として粛々と取り組む人が増えていく、そんな1年になりそうです。

コミュニティビジネス

また違う視点で言うと、広い意味での「コミュニティビジネス」も大きく伸びていくと思います。いまだにコロナ感染のことをわあわあ言ってる人が多いことにはさすがに呆れますが、人との繋がりが変わってきている事実はあると思います。対面コミュニケーションが全てでは無くなりました。上述のVRの話とも関連しますが、場所を問わずにコミュニケーションが取れることを我々は学習しました。それが活かされるのがコミュニケーションビジネスです。人と人との出会いや交流の機会は、対面コミュニケーションが減るにつれて、逆に、求められるようになると思います。スマホという個人メディアが頂点に達した今、次の個人メディアにVRが入ってくると思います。完全に乗り代わるかはテクノロジーの進化に寄りますが、「入ってくる」ところまでは間違いないと思います。ARを含めた新しいテクノロジーの動きに注目しつつ、我々、人々の生活をどれだけ豊かにしてくれるサービスが登場するか、消費者としても注目しつつ、ビジネスチャンスも追い続けたいと思っています。

以上、簡単な念頭の方針でした。2022年も福岡を拠点に日本全国へ向けて、何度も何度も試行錯誤とチャレンジと失敗と変化を繰り返し、常に前進し続けるごきげんコーポレーションであり続けます。