【婚活支援】「結婚したくない若者」はマスコミの創作
2025/02/24
私自身は若い頃に結婚もしたし、子育ても十分にやり切ったし、子供は二人、成人まで育てた。もちろん、その前に(それが最も重要だったと思うぐらい)死ぬほど恋愛もしたし、子供が成人して離婚をして以降も恋愛は同年代よりも多めにしていると思う(いい歳した「おぢ」がキモいという意見はさておき…)。
そんな自身のことを思うと、恋愛や結婚は「やって良かった」と思うことばかり。人間関係なので、常に思い通りに行くわけでなく、いろいろあるわけだが、過去を振り返ると人生の選択肢として間違っていなかったと思うし、学んだことも多いし、(人間関係全般についても言えるが)経験はとにかく自分にとって財産となる。なので、人生経験がまだ少ない若者にこそ恋愛や結婚などの様々な人間関係を経験してほしいと思っている。
一方で、ここ4~5年だろうか、若者が恋愛をしたがらないので結婚もしたがらない⇛少子化の原因になっている・というような大胆なミスリードがマスコミでは盛んに行われてきた。そう、これはミスリードだし、本気でそう思っているのであれば誤りだ(おそらく意図的に世論を誘導して形成しているパターンだと思っている)。
少子化の原因は婚姻数の減少であり、婚姻数の減少が「若者の志向が変わった」と言ってる記事は探せば死ぬほど出てくるはずだ。若者男子の草食化が原因だ、とか、パパ活ブームが原因だ、とか、多様性の時代で恋愛に興味が無くなった、とか。私自身、自分がおぢであることを常に忘れてしまっているイタい中年男性なので、自分事としてこのような記事を読んでいると、スッと腹落ちすることがほとんど無く、違和感だらけでマスメディアの信用性がドンドン下がっている。いかにもありそうに文章・映像を作り上げることがマスメディアで仕事をする人の唯一の技能なのかもしれないが、いかにもありそうで事実ではない、というのは単なる創作物(フィクション)に過ぎない。
日本の若者の結婚観や恋愛観について最も客観的で正しい記事を出しているのは、荒川さんという方。この方の記事を読むと、テレビなネット上で垂れ流されている「今の若者は恋愛・結婚を望んでない」という話に違和感を感じる私の感覚が正しかったと思えてくる。少子化の原因もピンポイントで指摘していて、私も完全に同意している。
日本の若者「本当は結婚したい」のにできない
ホントにこの記事を読むとよくわかる。若者の志向は何も変わっていない。私は自身の体験からも、常々、そう思っている。多くの若者が、20代の頃はいつも女子にモテることしか考えてないし、30歳が迫る頃に結婚を意識はするものの、手取りが減り続けるこの国で「したくてもムリだな」と思わざるを得なくなって、「結婚だけが人生なんておかしい」って意見に同調してみたりすることもある。って程度だ。順番はこの通りで、『できることなら結婚して、家族を持って、幸せな家庭を!』と思っているんだ。それを早々にムリだと諦めさせる社会環境の悪化が日に日に、加速度的に、進んでいるだけのことだ。その原因をすっ飛ばして「若者が結婚を望まなくなった」とマスメディアが発信すること自体がミスリードでしか無い、というのが冒頭に書いたことだ。
若い世代は、いつもいつも、合コンしたり、飲み会したりして、気に入った異性との出会いを探し続けたいんだ。でも、お金が無いんだ。なぜなら手取りが減り続けているから。50代のあなたが、今、突然20代前半の頃に自分の立場に戻ってしまったとしよう。かつての生活と同じように生活できると思ったら大間違いだ。「学生時代には貧乏な時代もあったよな~」って言ってる40代・50代、今の世代は就職したらバラ色の年功序列エスカレーターに乗れるわけじゃなく、死ぬほどの社保と税金と年金を引かれて、文字通り「雀の涙」程度の手取りでゴリゴリに節約して生活することを強制されているんだ。これが一般的な感覚であり、声であり、実態だ。マスメディアによる創作を鵜呑みにしてると、現実を見誤って、大変なことになる。
(って話も、今どきは、妄想とか虚言癖とか陰謀論とか言われなくなった面では社会は成長した?)
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福岡で少子化解消の取り組み
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