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「プライバシーの侵害」の常識感が一変

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「プライバシーの侵害」の常識感が一変

「プライバシーの侵害」の常識感が一変

2024/12/20

当社の事業とは一見すると何も関係無いように思えますが、実はこの問題は非常に密接に関係していますし、今後、どのような方向に進むか注目しています。

 

今、ネット上での見解は概ねこの記事のような理解がされています。

基本的には本人が「公開されるのは嫌だ」と思う場合はプライバシーの侵害に当たる可能性があるというのが現状の認識です。ここで問題になるのが「公開」とは何を指すのか、ということです。

 

当社で以前から少し問題になっているのが、360度映像を撮影して、実写VR空間を作成する場合です。私どもは、ある日時のある場所、それを空間丸ごとVR空間に再現します。

 

具体的な例を挙げましょう。

例えば、あなたが今、近所の素敵な公園にいるとします。そこにはもちろん誰だか知らない人が大勢います。あなたは「今日、ここにいるのは誰と誰」などとは一切知らないわけです。不特定多数の人達に自分が今その公園に知ることを開示していますよね。100人の人がいる公園であれば、100人の方に対して、あなたはそこにいることを公開しています。

当社が提供する実写VRは、例えるなら、その空間(とある日時の、とある公園)を101人目の人に共有する行為です。1~100人目まではあなたは公開していますが、101人目になると突然NGってことがありますか?おそらく何も問題は無いと思います。

 

ですが、現実には当社で公園や道などの公共の場所で撮影する際に、一部の方から「プライバシーの侵害だ」と言われるケースがあります。ここで言う「プライバシー」とは何なのでしょうか?

大前提として、その公園にいることを誰にも一切知られたくないとしたら、公園を貸し切りにするしか無いですよね?そこにいる人は、(名前や個人情報は知らなくても)あなたという人物がその瞬間にそこにいることは目の前で見ていてわかってしまいます。実写VRで空間丸ごと共有できるようになったことで、これまでのフワッとした「プライバシーの侵害」という言い方に矛盾が生じているという状況です。

 

今はまだ、このような状況を知らない方が多いので、当社のクリエーターも毎回、その場所で許可を得ていますが、近い将来、(民間の施設で明確に撮影等を全て禁じている場合を除いて)公共の場所では、その場所を空間丸ごと共有することが当たり前のようになってくると思います。これも、技術の進化によって、これまでの常識感が一変する一つの例だと思います。

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福岡で革新的な実写メタバース

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