
トライバルメディアハウスの池田さんのインタビュー記事から、ちょっと思ったことを。(かれこれ、10年ぐらい前に何度かお会いしたことあるな~)
代表自らがこのような号令を発することは珍しいことではないです。特にベンチャーではよくあること。でも、対外的な発言にとどまってしまうケースが多く、実際の姿を見ている社員の人たちがどう思うかというのは様々だと思います。
WORK2倍、PLAY2倍
2倍働けとは、本来は「がむしゃらに仕事してみろ」って感じなのですが、仕事ですから当然、成果があるべきで、その対価が紐づいてきます。対価であるお給料が伴わなければ(1倍も)遊ぶことさえできないのですから。
これって実に大事なことで、いわゆるブラックな環境で仕事してしまってる人は、この概念が消え去っちゃってるということです。5倍働いたのに1.2倍しか対価が得られなければ、それは騙されてるか計算を間違えてるかです。(まぁ99%は前者でしょう)
2倍の対価を得たら、2倍遊べます。
ここでもう一つ。2倍働くというのが、時間も2倍働いた、ということでは、24時間という限られた時間の大半を仕事に費やすことを意味しますから、2倍どころか1倍未満しか遊ぶ時間が無いことになります。
ってことで元に戻ります。
池田さんのおっしゃる「WORK2倍、PLAY2倍」というのはそんな簡単なことではなく、時間はそのままで、成果と対価だけを2倍にしないと意味が無い、PLAY2倍は実現できない、高いハードルだったりします。池田さんの号令を本気で受け止めたら、その瞬間から業務効率が圧倒的に上がらないとウソなわけです。
WORK2倍、PLAY3倍
で、私ですが、常に最低ラインとして「WORK2倍、PLAY3倍」です。とにかく死ぬほど遊んでいます。対価を2倍以上得て、効率を2倍以上上げないと、3倍遊ぶのはムリです。これが私の価値だと思ってます。飲み屋にいようがどこにいようが、24時間、常に仕事のことを考えています。場所とか本当にどうでもいいと思ってます。オフィスすら要らないぐらいです。2倍3倍と言うと、もう、環境とか言ってられないんです、実際のところ。調子がいいときは「WORK3倍、PLAY5倍」とかです。身体は大丈夫ですか、と言われたりするレベルです。
WORK1倍、PLAY1倍
一般的にはこれですね。これ以下の場合はブラック系の問題なので、それはまた別の機会に。
給料もらうために働いてるんだ。
給料安いのに必要以上に働く必要ない。
会社の奴隷じゃない。
仕事以外を充実させることがこれからの時代。
この手のコメントが出てくる時、ほとんどが「1倍1倍」です。悪いことではないです。間違ってもいないです。ただ、もったいない。2倍2倍、2倍3倍の方が有意義な時間の過ごし方なんですよ。これは経験上なので、何とも言えませんが。限られた時間なんだから全力尽くしちゃえよ、って話です。
あえて、使い古された言い方で言うと、「人生一度きりだよ」ってことです。
さあ、あなたはWORK何倍ですか?PLAY何倍ですか?