コロナウイルス ~ 予測できない事態


コロナウイルスの影響

毎日、最新情報がテレビやネットで飛び交うようになって既に1ヶ月ぐらい経ったでしょうか。昨日も安倍首相の記者会見がありましたが、未だに決定的な情報は得られないまま、国民の不安は募るばかりかと思います。

私の周りでも、リモートワーク(在宅勤務)が増え、展示会やイベント等はほぼ全て中止になり、飲食店などは閑古鳥が鳴いています。既にここに挙げた例だけでも、実は相当なダメージを受けている企業が続出しています。

・展示会中止:会場、イベント主催社、イベント制作会社、出展社、人材派遣会社、

・飲食店:店舗、従業員、接待に使う客、食材を提供業者、

黙ってみてるしか無いのか

当社でご支援している企業の中にも大きなダメージを受けている企業はあります。何の影響も受けてない企業は皆無です。株価がこれだけ暴落している状況においては、売上に大きく影響がなくても、時価総額が激減して会社の価値が下がってしまっているのですから。

当然、どこの企業もリカバリー策に懸命ですが、残念ながら、BtoBは動きが止まっているのは間違いないです。BtoCにおいては短期的にコロナ対策として業績を上げることができている企業も多いです。

リモートワークは数年前から推奨はされてきました。薄くですが。。たまたまこのタイミングで「やむを得ず」実施に移した会社が多いと思います。自宅勤務を推奨する大企業が一気に増えました。残業も控え、出張などの移動も控え、通勤緩和のための時差出勤も増え、、、これまで「そうした方がいい」という声がありながらも、大企業は全く動かなかったのが嘘のようです。ここにビジネスチャンスが生まれる予兆を感じます。

いずれ落ち着くと…

いつになるのか不安で仕方がないのが現状ではありますが、いずれは落ち着く(この世からコロナが消えるのではなく、我々が安心できる状況が来る)ことと思います。その時に、皆さん、ふと気が付くのではないでしょうか?

『あれ?時差出勤でも問題ないじゃん!』

『あれ?リモートワークでも回るじゃん!』

『あれ?東京に無理して住む意味ないじゃん!』

などなど。これは、めちゃくちゃ大きく日本社会が動く可能性を秘めてると思います。当社では【福岡移住】を積極的に推進していますが、これもドライブが掛かるチャンスだと見ています。企業が東京に拠点を構えることは百歩譲って良いでしょう。でも、従業員が全員、東京近郊に住まないとならないんでしたっけ?その答えが、自然と今回のコロナで分かってしまうのではないでしょうか。

ごきげんコーポレーション 会社/COMPANY

モノは考え方次第

今回は、簡単な一例を挙げただけで、極端な話をしているわけではありません。確かに、目の前のビジネスが予測不可能な事態によって様々な影響を受ける、しかも悪い影響を受ける、ということは、今後もいつ何時、起こるか分かりません。でも、この一例のように、考え方をポジティブに保つことができると、黙ってダメージを受けるだけで終わることは無くなります。特に、瀕死の状態だけを想定してしまっているベンチャー企業の経営者には、今、このような話をお伝えしています。経験だけは豊富な当社ですので、コンサルティングの一環として、コロナ危機に直面した今、今後の進み方をポジティブにご支援させていただいております。